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ギャンブル依存症について

ギャンブル依存性はギャンブルに依存して、ギャンブルをせずにはいられない状態となる精神疾患のひとつです。これによってギャンブルを繰り返し多額の資金を費やし、時には借金までしてその資金を作ろうとすることがあり、社会的にも家庭や人間関係にも影を落とす恐ろしい一面を持っています。ギャンブルをやめられないことをその人の精神力の弱さと責め立てる前に、依存症であることも疑ってみる必要があります。またその本人も辞めたいと心から願い、それでも辞められないという自覚があるうちに、誰かに話し、助けを求めることが必要です。周囲の人達のサポートがあるとギャンブル依存症は改善する可能性がぐっと上がるからです。

ギャンブルに限らずあらゆる依存症というのは、ある対象物や事柄に執着をしてしまい、それを意識的に止めることが難しいという特徴があります。何かに病的に依存するということは、理性的にそれにまつわる物事を考えることができなくなり、その衝動は普段の生活まで侵していきます。まともな意識を保っている間は、やめなくてはいけないと考えることができますが、ふとしたきっかけで理性が衝動に負けてしまいます。そのまま放置しておくとその衝動は頻度を増し、行動も悪化していくのです。

ギャンブル依存症の場合も同じで、初めのうちは節度を持っていますが、だんだんと使う金額が増え、借金をしたり家族からお金を強引に奪ったり、嘘をついてギャンブルに行くようになります。趣味の範囲を逸脱し始めたら、依存性を疑うべきです。本人の意思では止めることが困難なため、家族や周囲の人々が渡す小遣いを制限することや、クレジットカードを持たせないなどの対策を練ることは重要です。本人の意思とは別のものと考え、責め立てるのではなく、一緒に治そうとする姿勢で向き合いましょう。一度収まったようにみえても、なにかのきっかけで再発することも多いので、長期計画で経過の観察が必要です。

依存性は病気とは思いつつもそれだけでは割り切れない部分を持っており、本人にとっても家族にとってもつらいことです。ましてや借金を重ねるようになっては生活に支障が出ますので、早期解決が望まれます。悪化する前に周囲の者がそれに気づき、行動をコントロールするとともに、旅行やマイホーム資金の貯金など、本人や家族が一緒に目指せる楽しい目標を持つことも効果的です。

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