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過剰融資について

かつて法律上の規制がなかった頃、貸金業者は借入れを申し込んでくる人に、返済能力を超えた金額を融資することが多くありました。これを過剰融資と言います。そのため、たくさんの人が多重債務者となり、借金に苦しむこととなったのです。多重債務者を増やさないためにできたのが、貸金業法です。その中で貸し過ぎや借り過ぎを防ぐことを目的として、総量規制が導入されました。この制度によって、貸金業者は借入れ総額が年収の3分の1を超えない範囲でしか貸すことができなくなったのです。

多重債務とは複数の金融業者などから借り入れをしている状態です。一つの業者に返済するお金を他の金融業者から借りる、ということを繰り返しているうちに借金が雪だるま式に増えてしまいます。複数の金融業者から借入れをしていると、それぞれの金融業者に利息を支払わなければならないので、返済金額も大きくなるのです。返済できなくなると、貸倒れ自己破産などが増えていき、貸金業者はその穴埋めのためにさらに利用者にお金を貸す、借りた方は返済ができずにさらにお金を借りる、という悪循環に陥ります。

多重債務対策としては、債務整理やローンをまとめるという方法があります。債務整理をすると、借入れが約5年できなくなる、ローンが組めなくなるというデメリットがあります。ローンをまとめるという方法は、それぞれに支払っていた利息が一つになるので、返済は楽になることが多いでしょう。しかし、金額などによっては、その方法を利用できないこともあります。また悪徳業者によって、さらに不利な状況に追い込まれるという可能性もあります。

多重債務者になってしまうと、返済を続けていくのは難しいものです。常に謝金の返済に追われ、返済が期日までにできないと金融業者から催促の連絡が来るため、精神的にも苦痛を味わうことになります。そうなる前に、借金は少ないうちに返済することが必要です。借金は悪いことではありません。有効に利用するためにも、自分の返済能力に見合った金額を借りることが大切です。

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