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日本人の平均的な貯金額や節約名人などのニュースを見かけると、ふと不安になる自分の家計や将来の生活設計。しかし、他者と比較してもどうにもなりませんし、平均値といっても一部の貯蓄名人が高額の残高を持っていれば跳ね上がるものです。そればかりを鵜呑みにするべきではありません。自分のライフプランと収入に見合った正しいお金の貯め方を実践して、無理なく続けられるようにすることが先決です。ローマは一日にしてならず。長期プランで着実に、息の長い貯金を計画しましょう。
とはいえ、自分と同じ年代の人々のお財布事情は気になります。平均値よりも、中央値を見るとその世代の最も多くの人が当てはまる範囲を把握できます。20代から30代にかけては500万円未満で推移しており、40代になると500万円以上が中央値となりますが、反面借金の額も徐々に増えてきます。これは自動車購入や住宅購入のためのローンが関わっています。独身者よりも家族を持っている人の方が貯蓄も負債も大きくなっています。
借金がある一方、貯金もあるという状況は一見矛盾のようですが、いざという時のために手元に現金を持っておきたいという点からするとおかしいことではありません。借入よりも高金利で運用できるということであれば、手元の現金を借金返済に充てずに、運用に回すということも考えられなくはありません。しかし、現状の借入時の金利を超える運用先があるかどうかとなると、難しいかも知れません。借金は余裕があれば繰り上げ返済を、資金繰りが厳しい場合には債務整理も考えて、借りる家計から貯める家計へシフトできるように変えていきましょう。低金利で借りられて節税もできる住宅ローンに関しては別で、主に大黒柱である借主が死亡するなどの場合にはローンが無くなることもあるため、繰り上げ返済まではする必要はないようです。
基本的には借金がある場合には返済を中心に考えておきます。そしてさらに借入することのないよう、いざという時のために現金はある程度の額を貯めておきたいものです。