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貸金業者の呼び方は今も昔もさまざまで、その区別も曖昧なままに使っている人は少なくありません。同じ金融業者を違った呼び名で読んでいたり、誤った認識でそう呼んでいたりもしているようです。これはインターネット上で語られる情報にも言えることで、一概にネットで書いてあったから正しいと考えてはいけません。きちんとした知識が欲しかったら、消費者センターのようなところへ問合せをしてみたり、インターネットの情報でもいくつものサイトを検索して比較してみたりする必要があります。特に街金と闇金、消費者金融、サラ金などの呼び名とその内容の違いについては、多くの誤解があり、自分が借りている金融業者がどれに当たるのか知らないこともあるようです。これは借入条件や返済条件などで不利益となる業者から知らずに借りていたなどというリスクもあるため、大変危険です。
街金というのは、一昔前、昭和の時代から始まった呼び方で一般的にはサラ金、つまり今で言う消費者金融と同義のものとされています。一部の認識では消費者金融の中でも小規模の貸金業者を限定して呼ぶこともあります。しかし、中には高い金利で取立てが厳しい業者や、都道府県に登録していない業者も含めて街金と呼んでいる場合もあり、見分けがなかなかつきません。
あまり乱暴な解釈はできませんが、狭義での街金、つまり小規模で高金利という認識には一理あります。街(の中に営業所を構えている)金(融業者)という意味で使われていることから、イメージとして市街地のビルの一室などでこぢんまりと営業しているという点では当てはまりますし、また小規模であるがゆえに金利は、法的にどうかはともかく、高めの設定で元金回収不可能となった場合のリスクに備えている可能性はあります。
情報を鵜呑みにすることなく、かといってあまりにも情報が少なく信用出来るかどうか分からない業者を選ぶこともなく、契約やカード作成時の対応や店舗の状態などを総合的に見て判断することが重要です。契約内容は素人からすると難解なものが多いですが、自分で納得できるまで説明を受ける、あるいは専門的な知識を持っている第三者に検討してもらいましょう。法的に問題のある業者は、こうした契約内容を明確にするのを嫌うこともあるため、ひとつの判断材料となるかもしれません。