• このエントリーをはてなブックマークに追加

消費者センターについて

非営利組織やNPOの消費者センターや消費生活センターなどに寄せられる苦情や悩みは、騙されて買い物や契約をしてしまったというような問題から、借金の返済や多重債務に関するものなど、どれも比較的高額で深刻なものとなっています。これらの施設、センターではこうした被害や生活の困窮から身を守る情報や相談、困った時の対処方法などを丁寧に案内してもらいます。悩みを抱えて一人で落ち込んでいても、改善にならないばかりか、時間とともに状況が悪化する場合もあります。情報を広く集めて解決策やより良い手段を探すことで道を切り開きましょう。消費生活センターは国民生活センターの地域の窓口です。専門の相談員が公正を守って相談に乗ってくれます。

消費者センターに掛かってくる電話の相談で多くを占めているのは、買い物によるトラブルです。最近では学生や主婦などが騙されて、借金までしてしまうケースがあります。知人などに勧誘されて契約した高額な商品やサービスへの支払いのために、その場で消費者金融へ行かされて借入の手続きを踏ませるという強引な方法で行なわれます。契約書面にクーリングオフや解約についての記述がなかったり、辞めたいという意志を示すと態度を変えて脅かされたりしたことが不安になって、相談を寄せるのです。

買い物を中心とした消費生活のあらゆる相談が集まる消費者センターですが、近年増えている深刻な問題としてお金の借入、そして借金返済についての相談があります。特に多重債務は社会問題としても取り上げられています。低金利での借換えの勧めやおまとめローンなどに安易に手を出した結果、債務が膨らむだけの詐欺や闇金融などの被害に遭ったというケースも見られています。

困った事態に陥る前に、不安や疑問を感じたら第三者に相談をすることを習慣づけることも大切です。相談相手は知人でもいいですし、これらのセンターも対応してくれます。相談者からの情報を基に信頼性や注意点を見つけて、被害の予防をすることができます。また、そんな事態に陥った後でも改善する対策、解決策はあります。

関連する基礎知識

関連する悩み相談

注目タグ一覧
このサイトを共有する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
基礎知識