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200万円の借金があり、今後が不安です。
現在6歳の娘がいるシングルマザーです。娘が生まれた直後から少しずつ借入をするようになり、今ではこんな金額になってしまいました。借金の内訳はギャンブルなどではなく、生活費(保育園代、食費、家賃など…)です。
春には娘も小学生になります。これから教育費がかかるようになると思うと不安です。

今のところ返済に遅れはありませんが、返しながら生活ができず結局借入をしながら暮らしています。
また、元々体調を崩しやすく、休みも多く、理解ある会社なのでなんとか続いていますが、今後いつ長期休暇を取らざる負えない状況になるかわかりません。そうした理由で昇進や転職は難しく、収入は増やせません。

借りているのは、カード会社、金融会社などで、大きな過払いはないと思います。
こうした状況で、自己破産はせずに金額を減らせる手立てはありませんか?

2016年12月16日投稿者:アーモンド(30代女性)
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専門家からの回答

松本 治弁護士
松本 治弁護士

債務整理の方法には、特定調停、任意整理、個人再生、自己破産があります。
まず、特定調停は、裁判所を通じて債務減額の交渉をするものです。多くの場合、将来利息のカットにとどまり、元金の3~5年での分割返済になります。また、平日の昼間に裁判所に出向く必要があります。弁護士費用がかからないのが最大のメリットです。
次に、任意整理は、弁護士が交渉して債務を減額してもらうものです。結果は、ほぼ特定調停と同様です。弁護士費用がかかりますが、交渉等は弁護士に任せることができます。
そして、個人再生は、裁判所に申し立てて再生計画を立て、債務の減額を図る手続きです。アーモンド様のケースでは、総債務額を100万円まで減らすことが見込まれ、これを原則3年、最長5年の分割払いで払う計画を立てることになります。自分で申し立てることもできますが、弁護士に依頼するのが一般的です。弁護士に依頼すれば、弁護士費用もかかります。
個人再生は、住宅ローンがない場合には、自己破産と比べたメリットが少ないので、多くの場合は自己破産をお勧めすることになります。
自己破産を避けたい理由をお伺いできれば、よりよい手続きの選択ができると思います。
また、どの手続きをとるにせよ、新たな借入れは相当期間できなくなりますから、生活設計も重要です。場合によっては、生活保護の申請も必要かもしれません。
借金問題は、早期の対応が重要ですので、できるだけ早く相談に出向かれて、具体的なメリット・デメリットを正確に比較して、納得できる手続きをお選び下さい。

2016年12月16日23時30分
user_icon アーモンド
(30代女性)

お返事が遅くなり申し訳ありません。
回答ありがとうございます。

現在は借家に住んでいますので、たしかの自己破産しても大きなデメリットはないのですが、自分で借りたお金は返したい、また娘を自分の力で育てたいと思っていたところがありました。
しかし、まずは生活を立て直すために自己破産と生活保護についても視野に入れながら、相談に行ってみようよ思います。

誠にありがとうございました。

2016年12月26日17時39分

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