借金の悩みを専門家が無料で回答!借金相談サイト
過払い金請求についてお聞きしたいことがあります。
40代の派遣社員男性です。
お恥ずかしい話ですが若いころにギャンブルにはまり借金をしてまで遊んでしまい結果4社から200万円ほどの借金があります。4社とも年利18%以上の金利で借りています。
7年ほど前から返済をしていますが、 返しては借りてという感じで自転車操業に陥っています。
元金より利息のほうが高くなかなか終わらない状況で生活が苦しいです。
債務整理とかしないと、 過払い金請求はできないのでしょうか?
過払い金請求は、支払いが完済してないとだめですか?
専門家のアドバイスをどうぞよろしくお願いします。
まずは、取引履歴を取り寄せて、利息制限法の利率に引き下げて計算し直す必要があります。これを「引き直し計算」と言います。
残高が残れば「債務整理」となり、マイナスになれば「過払い金請求」ができることになります。今の200万円という「約定残高」はあくまでも見かけの数字で、引き直し計算後の数字が真の「残高」です。ですから、見かけ上で「完済」していなくても、真の「残高」がマイナスであれば、過払い金請求ができます。
元本が10万円以上の場合、約定利率が年利18%を超えていれば、引き直し計算で残高が減っていきます。
4社200万の約定残高、7年ほどの自転車操業とのことですから、(あくまで一般論ですが)各社に過払い金請求ができる可能性が高いと思います。そうでなくても、残高がかなり減ることは確実で、返済は楽になるはずです。
早く専門家に相談されることをお勧めします。
貸金業者から取引履歴を取り寄せて引き直し計算をしなければなりません。取引履歴には、相談者様がいついくら借りて、いついくら返したかが記載されております。その結果、過払い金が発生していれば、過払い金の請求はできます。
利息制限法の制限利率を超えた部分の利息を元金に充てていきます。すると、約定での利率で計算したものより元金が減っていき、あるところでゼロになり、その次の段階で過払い金が発生します。
完済していれば過払い金は発生しますが、債務が残っていても過払い金が発生することはあります。それに過払い金発生までいかなくても元金は減ります。
完済している場合は、過払い金の消滅時効にお気をつけください。